皆さん、こんにちは。
筆者のキョン(@kyon2021f)です。
今回は花ちゃん主演ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」第1話について紹介したいと思います。
出演が発表されたのが2021年7月ぐらいだったと思いますが、「おちょやん後の活躍待っていました」って感じでした。
原作漫画についてはそれまで知りませんでしたが、視覚障害という難しい役柄を花ちゃんがどうやって演じるのか興味深々。
このブログを立ち上げるきっかけになった作品でもあります。
作品情報
【放送日時】
2021年10月~12月
【原作】
「ヤンキー君と白杖ガール」うおやま(KADOKAWA)
【脚本】
松田裕子
【出演者】
杉咲花、杉野遥亮、奈緒、鈴木伸之、田辺桃子、細田佳央太、濱田祐太郎、岸谷五朗
【第1話あらすじ】
盲学校高等部に通う赤座あかざユキコ(杉咲花)は、おっちょこちょいなカメラマンの父・誠二(岸谷五朗)と、心配性なネイリストの姉・イズミ(奈緒)との3人暮らし。色と光がぼんやりわかる程度の弱視のユキコは、その日、いつものように白杖をついて学校へと急いでいた。しかし、朝からツイていないこと続きで時間は遅刻寸前。そんな日に限って、点字ブロックの上で話し込む男たちに遭遇してしまう。何やら物騒な会話を交わす男たちに、どいて欲しいと頼むユキコだが、相手は地元でも有名な札付きのワル『黒ヒョウのモリ』ことヤンキーの黒川森生(杉野遥亮)と、その仲間・花男(戸塚純貴)と草介(堀夏喜)だった……!そんな中、白杖を掴まれて、反射的に蹴り上げたユキコの足が、偶然にも森生の股間にヒットしてしまう!悶え苦しむ森生を心配し、よく見ようと覗き込むユキコ。だが、その瞬間、ユキコの顔の近さに驚いた森生は、恥ずかしさから思わずフリーズ!森生の中で“何か”が始まる!
引用:「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」HP
ユキコさんの声
これがいいんですよ。
というか、花ちゃんの声ですけれども。
視覚障害というものがどういったものなのか、暮らしに与える影響は?といった視聴者の疑問に対してナレーションで解説する形ですが、これがめちゃくちゃいいし、わかりやすい。
声の良さに定評のある花ちゃんの魅力がしっかり伝わる構成になっていると思います。
制作のみなさま、ありがとうございます。(笑)
視覚障害と言っても症状がそれぞれ異なること、実際の見え方がどのようになっているのか、など見ているだけで勉強になります。
点字ブロックの存在や白杖を持つ人がいることは当然知っていますが、改めて勉強になるなと。
こういった障害を持つ方が身近にいた人なら当たり前のことかもしれませんが、筆者はそうではなかったのでひとつひとつがすごく貴重な気づきになります。
それだけでもこのドラマを見る価値というか、出会えてよかったなと思ますね。
ユキコさんもぼんやり見えるぐらいの視覚障害ということで、目を近づけて見るしぐさが印象的。
第1話に登場したツールで、拡大読書器というものがあったのですが、これは見たことがなかったです。
拡大読書器とは
拡大読書器とは病気や事故などの原因で低視力や弱視でお困りの方向けに作られた読み・書き・手作業を補助する機械です。
カメラで撮影した映像を拡大させ、白黒や白黒反転に表示しコントラストを強調させることも可能です。
新聞や本を読んだり、文字を書いたりだけでなく、手芸などの細かい手作業もしやすくなります。
引用:光学堂「拡大読書器とは」
世の中には自分の知らない世界や知らないことがたくさんあるなと感じた第1話。
障害を扱っていますが、ドラマもほのぼのしている展開なので重くならずに見られる、そんな作品ですね。
恋です
森生、かわいいですよね。
杉野さん演じる森生のはにかんだ笑顔など、明るく優しい表情に癒されます。
現役のヤンキーなので時にするどい眼光もあるのですけどね。
不器用さはありながら、ユキコさんのことを理解しようと一生懸命な姿に心打たれる。
黒川森生、すごくまっすぐで魅力的なキャラクターに仕上がっています。
森生がユキコさんに渡した手紙の「恋です」の文言もよかったな。
森生の優しさに気づいたユキコさんがゴミ箱に捨てた手紙を開くシーンは鳥肌が立ちました。
人と関わろうとしたり人のことを理解しようとすると、わかりあえる瞬間がある反面、時に誤解をしてしまうことや疑ってしまうこともあります。
でも、そういった行動の一つひとつをしっかり見つめ、間違っていた場合は謝るなり、ちゃんとそのコースというか二人の関係に戻ろうとするアクションが大切だと感じます。
ユキコさんもどこか素直になれない部分もあったのだと思いますが、森生としっかり向き合うことができるようになってきたのではないかなと思わせる第1話でしたね。
森生はただまっすぐに進んでいきますね。(笑)
第1話ハイライト
各話から花ちゃんがかわいかったシーンをエントリーし、最後にランキングにしたいと思います。
第1話からは以下のシーンをエントリー。
森生の顔を間近でユキコさんが見つめるシーン
これですね、いや、これしかないでしょう。
視覚障害だからこういった行動に出ることに深い意味はなかったものの、いきなりこれをされるとドキッとしますよね。
しかも、ユキコさんかわいいですから。
森生がユキコさんのことを好きになったことも大いに共感できる良いシーンだったと思います。
まとめ
ヤンキーと視覚障害の女性が恋愛になるのか?とちょっと疑っている部分もありましたが、素敵な作品です。
ユキコさんのかわいさと森生のまっすぐさがうまく表現されています。
二人の関係は今後どう進むのか。
視覚障害についても深く知ることができる作品。
途中に挿入される芸人・濱田祐太郎さんの解説も良い感じです。
次回以降も楽しみですね。
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「恋です」はHuluで配信中です。
原作の漫画はコミックシーモアで読めます。
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