【ドラマ】アンメット ある脳外科医の日記(2024年)第6話

ドラマ

皆さん、こんにちは。
筆者のキョン(@kyon2021f)です。

今回は花ちゃんの主演ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」第6話についてレビューしたいと思います。

ミヤビが服用する薬の真相は・・・。

ミヤビのために何とかしたい三瓶の想いは届くのか。

早くもドラマは後半戦に入りますが、まだまだ真相は見えてこないですよね。

大迫教授の怪しさ、その背後にいる西島同窓会長の不気味さ。

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作品情報

【放送日時】
2024年4月~6月

【原作】
原作:子鹿ゆずる、漫画:大槻閑人『アンメット-ある脳外科医の日記-』

【脚本】
篠﨑絵里子

【出演者】
杉咲花、若葉竜也、岡山天音、生田絵梨花 他

【第6話あらすじ】
過去に脳出血の治療を受けた山本健太郎(鈴之助)が、てんかん発作を起こし運び込まれる。一度発作が起きると今後も繰り返す可能性が高いことから、山本には抗てんかん薬が処方されることに。一方で、抗てんかん薬は一度も発作を起こしたことがない患者への予防投与は推奨されていないが、ミヤビ(杉咲)は予防投与として、大迫(井浦)からこの薬を処方されているという。それを聞いた三瓶(若葉)の脳裏には、ミヤビの記憶障害についてある疑惑が浮かぶ。津幡(吉瀬美智子)に頼まれた星前(千葉雄大)が、大迫の部下の綾野(岡山天音)に事情を聴くなどするが、疑惑は深まるばかり。もし、三瓶の考えが正しければ、大迫はミヤビにある“重大なうそ”をついていたことになる。他ならぬ大迫が自分にうそをつくなどミヤビはにわかには信じられないが、自らの仮説を裏付ける事実を見つけた三瓶は、静かな怒りを燃やしていく。その頃、抗てんかん薬を服用し始めた山本は、十分な睡眠をとるため夜勤を減らしたいと会社に申し出る。しかし、後遺症への理解が乏しい上層部から特別扱いはできないと言われ、日中の仕事もしばらく休むよう通告される。自らも後遺症を抱えながら働くミヤビは、山本のためにある大胆な行動に出る。
引用:「アンメット ある脳外科医の日記」HP

てんかん

そもそも「てんかん」って聞いたことはありますが、具体的にどんな症状なのでしょうか。

病院に運び込まれてきた山本さんも薬を投与することで発症を防ぎ、仕事にも復帰できそうといった感じでしたね。

「てんかん」とは

脳の神経細胞(ニューロン)は、その数は数百億ともいわれますが、基本的に電気的活動を使って情報伝達を行っているため、強い電気刺激により異常で過剰な電気活動(電気発射)を起こす性質があります。「てんかん発作」は、このニューロンの電気発射が外部からの刺激なしに自発的に起こる臨床症状を指し、後述するような様々な発作症状を示します。一方で、「てんかん」は、この「てんかん発作」をくりかえし起こすことを特徴とする脳の病気と定義されます。

てんかんは、出生時の低酸素脳症、脳の先天性形成異常、頭部外傷、脳卒中、脳腫瘍、アルツハイマー病、脳炎など病変(原因)が明らかな「症候性てんかん」と、病変を認めず、むしろてんかんになりやすい体質をもつことにより発症する「特発性てんかん」に分けられます。

乳幼児から、小児、学童、思春期、成人、高齢者のいずれの年齢層でも発症する可能性があり、特に小児と高齢者で発症することが多いといわれています。 重症度は千差万別で、小児期に発病し数年に一度程度の発作で成人になれば完治してしまう良性の特発性てんかんがある一方、頻繁に発作をくりかえし様々な脳機能障害が進行する難治の症候性てんかんもあります。しかし全体としては、60~70%の患者さんは抗てんかん薬の服用で発作は止まり、大半の患者さんは支障なく通常の社会生活をおくることができます。また薬で発作が抑制されない場合でも、外科手術で発作が完治することや症状が軽くなることもあります。

引用:こころの情報サイト「てんかん」

てんかんのサイン・症状
「てんかん発作」の症状は、脳のどの範囲で異常な電気発射が起こるかにより多彩です。たとえば脳の一部で起こった場合(焦点発作/部分発作)では、光がチカチカ見える、手がピクピク動くなど、胃のあたりから胸やけのような感覚がこみ上がってくるなどの患者さん自身が感じられる様々な症状を示すことがあります(前兆症状ともいいます)。電気発射がさらに広がると、患者さん自身は発作の間意識がなくなり周囲の状況がわからない状態となります。一点を凝視して動作が止まって応答がなくなるなどの様子が外部から観察されますが、症状が目立たず周囲の人にも気づかれないこともあります。そこからさらに電気発射が脳全体に広がると、全身のけいれん発作(強直間代発作)になります。
脳全体が一気に興奮する発作(全般発作)では、前兆症状なく、突然に体の一部あるいは全体が一瞬ピクンと動くミオクロニー発作や、突然の強直間代発作や、突然力が抜けバタンと倒れる脱力発作、ボーっとする欠神発作などの症状が起きます。
また、てんかんのある人すべてにではないのですが、てんかん発作以外にも自閉スペクトラム症、注意欠陥多動症などの神経発達症や知的障害、身体障害、高次脳機能障害、精神症状が併存することもあります。

引用:こころの情報サイト「てんかん」

非常に勉強になります。

「てんかん発作」という言葉自体は聞いたことはありましたが、どちらかと言えば子どもが起こす発作だと思っていました。

大人でも「てんかん」を抱えて社会生活を送っている方がいることも何となく知っていましたが、治療方法や発作のサインなど知らないことも多かったです。

今回はこの「てんかん」を扱ったストーリー。

てんかんに対して推奨されていない薬の予防投与がなされていたミヤビ。

疑惑を抱きながら必死に原因を突き止めようとする三瓶の姿が印象的でしたね。

普段は静かな三瓶もミヤビのこととなれば、動かずにはいられない感じが熱さを際立せています。

星前も綾野に疑惑をつきつけていましたが、銭湯のシーンでの綾野がセクシーすぎ。

なんか一つひとつの動作に色気があるんですよ。

本題にもどって、「全体を考える」大迫教授が怪しいのは最初からそうでしたし、西島同窓会長が怪しすぎる。(笑)

あれ、いつも食べているの何ですかね。

蛙?

ミヤビの発作

三瓶にてんかんの薬が記憶障害の原因の可能性を指摘されたミヤビ。

薬の量を減らすことにしますが、ここでてんかん発作。

星前先生の紳士的な介助も見事ながら、三瓶の「大丈夫、大丈夫」と声をかける感じ、良かったですよね。

まあ、何よりもミヤビの発作の感じがすごくリアルに見えて、「え、大丈夫なの?」と思ってしまいました。

杉咲花、さすがです。

この発作によって、ミヤビが過去にも発作を起こしたことがある可能性が高まり、大迫教授への疑念はさらに強まる。

関東医大に乗り込んだ三瓶がミヤビの検査時のデータを簡単にファイル復元できたのはご愛嬌。(笑)

医者としての綾野も協力し、ついに大迫教授に迫りましたね。

意図的に記憶障害が残るようにコントロールしていた(?)のは驚きです。

ちなみに、ミヤビの発作時の「私が残る」「財布がない」「影が消えます」は今後につながる重要な記憶っぽい。

写真を見ながら、その場面を思い出す三瓶が何とも切なかったです。

胸に「刺さった」シーン

今回も名場面がたくさんありましたが、ミヤビとそれぞれの繋がりからチョイス。



まず一つ目は、三瓶がミヤビに注射するときの「ちくっとしますよ(刺さない)」のシーン。

笑ってしまうミヤビがかわいかったですね。

三瓶を演じる若葉さんによると台本通りだったようです。

真面目なシーンでありながらも、三瓶とミヤビの関係性が見えたようでこっちも嬉しくなりました。

照れたよね。




二つ目は、ミヤビが森ちゃんたちに「ラーメン食べ行こう」と言ったシーン。

お昼にカツカレーを食べたからと一度は断ったミヤビでしたが、誘われたことを嬉しく思って「なんかお腹減ってきたかも」の棒読み感も良かったです。

感情の出し入れが自在にできるのも花ちゃんならではですよね。

そのあとの笑顔で「ラーメン食べ行こう」が最高にかわいかった。

人の繋がりって良いなって感じさせてくれるシーンでした。




そのほか、三瓶が大迫教授に「あなたは医者ですか」と迫るシーン、三瓶の回想での「こうすると影が消えます」とミヤビが言うシーンなど、見どころはたくさんありました。

あとは、(また言いますけど)綾野がすごくセクシー。

麻衣と話すときの「え、あ、うーん」もすごくセクシー。

まとめ

昨日食べた豚足のことを覚えていたミヤビ。

記憶障害の改善に向けて抗てんかん薬を増やすことが決まりましたね。

一方で、次回予告では認知機能の低下も見られるようで。

まだまだ目が離せませんね。

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