【ドラマ】杉咲花の撮休(2023年)第3話・第4話

ドラマ

皆さん、こんにちは。
筆者のキョン(@kyon2021f)です。

今回は花ちゃんが主演をつとめたドラマ「杉咲花の撮休」第3話・第4話について紹介します。

杉咲花の休日を各話で描く、ファンにはたまらない作品。

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作品情報

【放送日時】
2023年2月~3月

【作品コンセプト】
多忙な毎日を送る人気俳優・杉咲花。彼女はドラマや映画の撮影期間に突然訪れた休日、通称“撮休”をどのように過ごすのだろうか?知られざる杉咲花のオフの姿をクリエイターたちが妄想を膨らませて描き、杉咲自身が演じる “撮休”シリーズ第4弾!
圧倒的な演技力で多くのドラマや映画、声優などさまざまな場で活躍する杉咲花。そんな彼女の撮休を描くために豪華監督と脚本家が集結した。監督は、松居大悟(映画『ちょっと思い出しただけ』)、今泉力哉(映画『愛がなんだ』)、三宅唱(映画『ケイコ 目を澄ませて』)といった話題作を手掛ける3人が参加。脚本は前出の監督3人の兼務に加え、小説家・燃え殻(「ボクたちはみんな大人になれなかった」)、向井康介(映画『ある男』)、和田清人(「連続ドラマW 鵜頭川村事件」)が務めた。個性豊かなクリエイターたちが、杉咲とともに6つの世界を作り上げていく!
引用:wowow「杉咲花の撮休」

第3話「両想いはどうでも」

【第3話 監督・脚本】
今泉力哉

【出演者】
杉咲花、泉澤祐希、菊池亜希子 他

【第3話あらすじ】
撮休の日、杉咲花は以前から好意を寄せている草(泉澤祐希)の家に出掛ける。正式に交際をスタートさせるかどうかを次の休みに話そうと、草と約束をしていたのだ。しかし、花の仕事のことを気遣ってはっきりとしない草。話が本題からそれてしまう2人はついに、マネジャー・武田(菊池亜希子)に話しに行くことにするが、そこでも2人の恋模様は置いていかれる……。
引用:wowow「杉咲花の撮休」

視聴者を惹きつける対話シーン

花と草の対話シーンはなんと10分ぐらい。

第3話の半分ぐらいある。

二人の関係性について語り合い、将来を話すシーンですが率直にすごいです。

舞台のワンシーンを見ているぐらいの臨場感があります。

すべて台詞で構成されているそうですが、二人の仕草や話し方もとても自然で引き込まれる。

「食べないと死んじゃうよ」「でも禁」「好きが軽い」「伊藤沙莉さんの芝居が良かった」など、二人が良好な関係性だからこそ出てくるであろうワードのセンスも良かったですよね。

そしてその背景にあるのはお互いがお互いのことを好きだという紛れもない事実。

それが伝わってくる対話になっているだけに複雑な感情を抱く純粋な花ちゃんファンも出てきたかも。(笑)

純粋に好きなんだけど、二人は中学生でも高校生でもなく大人。

大人には立場ってものがあるんすよ、みたいな。

でも、花ちゃんに「じゃあ付き合おうよ」というのは言われてみたい。

これぐらい恋愛に積極的なのかなーとか、想像力を膨らませて杉咲花をとらえることができる内容でした。

マネジャー武田さんの彼氏

草の想いを感じて、自分もこの人が好きだと確信する花ちゃんの心情の動きが感じられます。

「好き」という気持ちがありながらも週刊誌に撮られないようになど、意識高く振る舞うところも花ちゃんぽい。

そして、二人の話を聞いて神妙な雰囲気になったあとのマネジャーが「国民的俳優」との熱愛というオチ。

ここで落としてくるのは想像を超えてきました。(笑)

あー、なんか二人が初々しくて、でも確かに好き同士で・・・みたいな気持ちが吹っ飛ぶぐらいのインパクト。

そして「両想いはどうでも」となるんですよね。

花ちゃんと武田さんが盛り上がっているところに交わることができない草の感じもリアルでした。

それでも好きな人が笑っているだけでいい・・・。

その姿を見られるだけでいい・・・。

そう噛みしめているような様子はなんとも心に響く感じです。

その気持ちは大人だろうとなんだろうとピュアに感じていたいものですよね。

第4話「リリー」

【第4話 監督】
松居大悟

【第4話 脚本】
向井康介

【出演者】
杉咲花、ロン・モンロウ 他

【第4話あらすじ】
中国映画の出演が決まっている杉咲花は、撮休を利用して中国語レッスンを入れることに。初めて会う先生・リリー(ロン・モンロウ)とカフェで待ち合わせするが、リリーが携帯電話をどこかに落としたことが分かり、2人はレッスンそっちのけで捜しに出掛ける。交番に届けを出すと感じの悪い警察官(光石研)に嫌みを言われ、突っ掛かってしまう花。怒りをなだめるリリーの言葉で、次第に花は自分を見つめ直し始める。
引用:wowow「杉咲花の撮休」

穏やかに強く

全体的に穏やかな雰囲気が流れており、花ちゃんの性格に近いかなという第4話。

役が定まっていないのに主演ドラマが決まったことに疑問を持つのも花ちゃんぽいですよね。

中国語の先生がスマホを亡くしたのに放っておけない優しさ、警察官の態度に感情をむき出す強さ。

杉咲花という人物にあてがきされたストーリーは視聴者心理と絶妙にマッチしています。

「むかつくんですけど」の怒る花ちゃんもまた素敵です。

そして、怒るシーンって貴重です。

泣くシーンはそれなりにありますが、感情を全面に出して怒るシーンってあんまり見ないですよね。

第4話では自分を強く持ちながらも、優しく、そして自分を見つめなおすことのできる、そんな花ちゃんが見られました。

中華を食べる杉咲花

クックドゥのハイライトだよね、そうだよね。

松居監督、憎いよね。

リリーが作る中華がすごくおいしそうなのは言うまでもないですが、それを頬張る花ちゃん。

口にまだ入っているのに押し込んでも美しい感じ、これは世界中で花ちゃんにしかできません。(笑)

本当においしそうに食べる。

第3話では好きな人が笑っているだけで幸せでしたが、第4話では好きな人が食べている姿を見るだけで幸せです。

一緒にスマホを探したこと、食事したこと、中国語のレッスンをしたこと、これら一日の動きの中でリリーと花ちゃんが心を通わせていく感じがとてもよく伝わってきましたよね。

ただ単純に時間を共有しているというだけでなく、お互いの考え方や生き方、今の立場を尊重し分かり合えたからこそ、心が通ったのだと感じます。

それにしても、駐車場、交番、アパートとどれもレトロ感満載。

松居監督のセンスが出ている第4話だと思います。

まとめ

撮休シリーズ第4弾も最終章へ。

いろいろな表情を見せてくれる花ちゃん。

リアルじゃないんだけど、リアルな感じもあって何とも言えない居心地のよさです。

ぜひチェックしてみてください。

感想等はTwitter(@kyon2021f)またはコメントでお待ちしています!




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