【ドラマ】杉咲花の撮休(2023年)第1話・第2話

ドラマ

皆さん、こんにちは。
筆者のキョン(@kyon2021f)です。

今回は花ちゃんが主演をつとめたドラマ「杉咲花の撮休」第1話・第2話について紹介します。

撮休シリーズは2020年から制作され、今回がシリーズ第4弾になります。

筆者も一番最初に放映された有村架純さんの回を見たことがありましたので、なんとなく作品のコンセプトは理解していました。

毎回監督・脚本を担当する方が変わるというオムニバス形式の作品。

俳優・杉咲花に対してどういった展開にするのか(杉咲花が撮休になったらどう過ごすのか)という視点で描かれています。

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作品情報

【放送日時】
2023年2月~3月

【作品コンセプト】
多忙な毎日を送る人気俳優・杉咲花。彼女はドラマや映画の撮影期間に突然訪れた休日、通称“撮休”をどのように過ごすのだろうか?知られざる杉咲花のオフの姿をクリエイターたちが妄想を膨らませて描き、杉咲自身が演じる “撮休”シリーズ第4弾!
圧倒的な演技力で多くのドラマや映画、声優などさまざまな場で活躍する杉咲花。そんな彼女の撮休を描くために豪華監督と脚本家が集結した。監督は、松居大悟(映画『ちょっと思い出しただけ』)、今泉力哉(映画『愛がなんだ』)、三宅唱(映画『ケイコ 目を澄ませて』)といった話題作を手掛ける3人が参加。脚本は前出の監督3人の兼務に加え、小説家・燃え殻(「ボクたちはみんな大人になれなかった」)、向井康介(映画『ある男』)、和田清人(「連続ドラマW 鵜頭川村事件」)が務めた。個性豊かなクリエイターたちが、杉咲とともに6つの世界を作り上げていく!
引用:wowow「杉咲花の撮休」

完成披露試写会

2023年2月9日に都内でおこなわれたものです。

作品に入る前に各監督が花ちゃんに対してどういった印象をもったかを知ることができる貴重なトーク。

花ちゃん自身も自分の言葉で作品について語っており、普段と違う休みを過ごそうと日記をつけることにしたが、1週間分まとめて書いたというお茶目な一面も。

まあなんせ作品への向き合い方に定評のある杉咲さんですから、監督からの評価も高いです。

第1話「丸いもの」

【第1話 監督・脚本】
松居大悟

【出演者】
杉咲花、上白石萌歌 他

【第1話あらすじ】
突然の撮休、杉咲花は洗濯機が故障していることに気付く。仕方なくコインランドリーに行くも、不慣れな花は千円札しか持っておらず小銭がない。両替をしに外に出てみると、路上でミュージシャンの瑞希(上白石萌歌)が弾き語りをしている。つい千円で瑞希のCDを買ってしまった花はとうとう所持金ゼロになってしまい、同じくコインランドリーに来ていた客・権田(松浦祐也)に小銭を借りようとするのだが……。
引用:wowow「杉咲花の撮休」

オープニング

おしゃれで可憐でかわいくて。

とても素敵なオープニングです。

有村架純さんのときは「はぁ休みだぁ」といった感じでほんわかしていましたが、今回のバージョンはエネルギッシュというか、行動的かつ活力がみなぎっているような印象。

花ちゃん自身は好奇心旺盛で新しいことにもどんどんチャレンジしているイメージですが、なんというか外向きにそれが積極的に見えるタイプではないと思っている(自らの言葉で語ることで伝えていく)ので、そういった内面を可視化したようなオープニングだなと思いました。

まあ何よりおしゃれに仕上がっているので毎回楽しみになるような、わくわくするような演出ですね。

笑える

第1話を総括すると「コメディ要素たっぷりで、笑える」だと思います。

朝ドラというワードに「気象予報士(=おかえりモネ)」と返答さりたり、雪の日のウーバー配達員をひたすら演じたり。

そしてプライベートでも友人である上白石萌歌ちゃんがすごく自分勝手なミュージシャンだったり。

花ちゃん自身も全力でやっている感じが伝わってきましたが、まわりの登場人物のキャラクターがクセ強すぎです。

でもそれも笑わずに(芝居だから当たり前ですが)淡々と演じていることの面白さ。

面白いことを真面目にやるという面白さが画面を伝わって届いてきました。

花ちゃんも洗濯機置きで頭をぶつけたり、洗剤を買うために10円玉を探したりと普段見ることができなさそうな場面を演じており、貴重な一面も見ることができましたね。

休日の朝から晩までの何気ない時間が、とても濃密に、そして視聴者にもわかりやすく届いてきた。

事前に放送された松居監督のラジオ番組もチェックしましたが、松居監督すごいなぁという感じですね。

第2話「小さな午後」

【第2話 監督】
今泉力哉

【脚本】
燃え殻

【出演者】
杉咲花、若葉竜也 他

【第2話あらすじ】
撮休の朝、杉咲花は友人・優(中田青渚)に言われた一言がきっかけで平凡で凡庸な一日を過ごすことに決める。あてもなく出掛けてみると、行きつけの定食屋に閉店のお知らせが。店主(塚本晋也)の事情を聞き、サラリーマン(若葉竜也)やほかの客(岡部たかし)と過ごす花。公園に行ってみるとリストラされた男(芹澤興人)に出会い、帰り道では小学生と猫を探す。皆いろいろあるんだと感じながら帰路につくのであった。
引用:wowow「杉咲花の撮休」

平凡で凡庸な一日

ぶつぶつ独り言を言うのがなんとなく花ちゃんぽいなとも思える第2話。

急に休みになったことで、平凡で凡庸な一日を過ごすために花ちゃんは外に出ます。

自販機であたりが出たり、定食屋で昼からビールを飲んだり・・・平凡に過ごそうと思ってもなぜか平凡には過ごせない。

外に出るといろいろな発見があったり、忙しい日々なら気づかない小さなことに気づくといった情景にすごく共感できました。

忙しければ公園のブランコにゆっくり座るなんてこともないですからね。

今日仕事を首になったサラリーマンも19年で初めてブランコに座ったと。

全編にわたってそういった空気感が流れていて、ゆったり・のんびりした気持ちにさせてくれます。

ひとたび家に帰ると、友人がまだ寝ている。

花ちゃんが持って帰ってきたみかんジュースを一口くれと言って、たくさん飲んでしまう。

それにじゃれあって楽しそうにしているふたりの姿こそ、平凡で凡庸な時間なんでしょうね。

家の内(平凡)と外(NOT平凡)の対比も見えたような気がしました。

食べる花ちゃんも、帽子の花ちゃんも

第1話もそうでしたが、花ちゃんの食べるシーンがたくさん見られて嬉しいですね。

今回は定食屋で白米をもりもり食べています。

そしてそこに、おちょやんで共演した若葉さんも登場。

「え、未成年?」の質問も面白かったですね。

こうやってくすっと視聴者を笑わせてくる仕掛けも撮休ならではの演出で、すごくいい。

帽子、メガネ着用でいかにも芸能人の休日っぽい花ちゃんも姿も新鮮でした。

まとめ

撮休シリーズ第4弾。

花ちゃんのさまざまな姿や表情が見られる、ファンにはたまらないドラマです。

各話30分でさくっと見られますので必見ですね。

感想等はTwitter(@kyon2021f)またはコメントでお待ちしています!




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