皆さん、こんにちは。
筆者のキョン(@kyon2021f)です。
今回は花ちゃんがヒロインの声を務めた映画「サイダーのように言葉が湧き上がる」について紹介します。
本作は長編アニメーションということで、オリジナル作品になります。
当初の予定では2020年に公開予定だったので、声の録音もそれ以前におこなわれたとのこと。
花ちゃんが演じるのはヒロインであるスマイルの声です。
ネタバレ注意。
作品情報
公開日
2021年7月22日
監督
イシグロキョウヘイ
原作
フライングドッグ
出演(声)
市川染五郎、杉咲花 他
あらすじ
ある夏の地方都市。チェリーはコミュニケーションが苦手な少年で、代わりに自分の思いを俳句にしていた。一方、矯正中の大きな前歯をマスクで隠すスマイルは、カワイイと思ったものを動画で配信し人気を得ていた。偶然知り合った二人は、バイト先に来たフジヤマという老人が思い出のレコードを探していることを知る。
引用:yahoo映画
画風と設定
何とも言えない感じで、新しさと懐かしさをはらんでいるような、そんな気持ちになります。
各キャラクターも個性的というか、なかなか奇抜な見た目です。
ここは日本なのか・・・という錯覚すら感じてしまうような。
高崎市がモデルになった小田市なんですけどね。
イオンモールみたいなショッピングモールが舞台ですしね。
画風も含めてクセがあると思うので、好き嫌いはわかれるかも。
主人公とヒロインがひょんなことからショッピングモールで知り合いになる展開は普通ですが、そこに俳句という古典的な要素とライバーという現代的な要素を掛け合わしているのは、設定として面白いですよね。
それにしても筆者は俳句に精通していないので、その世界のすごさとか奥深さをリアルに感じることはできませんでした。
この辺は勉強不足だとも思いますが、言葉の響き・並び・思い浮かぶ情景など、知識があればもっと響いてくるのかもしれませんね。
スマイル
無邪気でかわいいです。
ネット配信をやっているライバーということで今風の女の子。
かわいいですし、自身もかわいいものが好きっていう感じですね。
割とキャピっとしていますが、そこには確かに花ちゃんがいて。
花ちゃん自体はそこまでキャピっとしているわけではないですが、そういう役もやってほしい。
本作ではアニメのなかでそんな花ちゃんを感じることができます。
明るく快活でいつも元気をくれるような・・・そんな役も見てみたい。
群馬県・高崎市
本作に登場する小田市のモデルとなった場所です。
知人で高崎市にゆかりがある人がいたので何となくは知っていますが、未踏の地。
関西に住んでいると北関東エリアはどうしても縁遠くなりがちです。
茨城県・佐野市も「なぞの転校生」で知識を得ましたが、こういった作品きっかけで知ることも多いですね。
高崎市
広大な関東平野の北西部に位置する群馬県。高崎市はその中南部、東京から約100kmの距離のエリアにあり、群馬県最大の人口を誇ります。となると「高崎は群馬県の県庁所在地なの?」と思われる方も多いかも知れませんが、群馬県の県庁所在地は隣接する前橋市。高崎市は県庁所在地をも凌ぐ人口37万人を擁し、北関東でも指折りの規模の市であり、政令指定都市に次ぐ事務権限が認められている中核都市でもあります。(中略)全国でも有数の内陸交通網が整備されており、首都圏各地はもちろん、北陸や日本海側の各エリアへのアクセスがよいのも大きな特徴です。こうした県内最大の人口やアクセスのよさを反映し、商業施設も充実。JR高崎駅周辺は百貨店や大型家電量販店、専門店や飲食店が立ち並ぶ商店街、さらには主要国道沿いの大型店ショッピングセンターなど、市内でほとんどのショッピングがまかなえるほどの充実度を誇ります。
引用:マドリーム「利便性と成熟した文化が香る北関東の交通拠点。群馬県 高崎市の住みやすさや治安を紹介」
なかなか大きな都市なんですね。
ショッピングセンターもいくつかあるようで、そのなかに本作のモデルとなったイオンモール高崎もあるようです。
あとはだるまの名産地だそうで。
こういう名産品の情報とかって調べないと一生知らないままですよね。
作品鑑賞を通じてこういった知識を蓄えることができるのは嬉しいこと。
そして、東京都内へも新幹線で約50分ということで通勤可能だそうです。
余談ですが、新幹線通勤って関東では結構当たり前にあることなんでしょうか?
ラスト・言葉がわきあがる
最大の見せ場ですね。
まさにサイダーのように言葉がわきあがってきた。
自分の気持ちに正直になった結果、言葉が次から次に出てきた。
見ていて鳥肌が立ちました。
好きだという気持ちにまっすぐで正直で。
チェリーが作った俳句にいいねと思っていたスマイルもその気持ちを受け止めていて。
最終的にはひと夏の思い出という青春パターンに落ち着くわけですが、そこに俳句・生配信・レコードといった時代を彩る要素がうまくちりばめられているなと。
そして、最後は言葉にすることが苦手だった主人公が一歩成長するようなそんな展開でしたね。
まとめ
きゃぴきゃぴしたスマイルをうまく演じている花ちゃん。
声色も普段とそう変わらないため、そこに花ちゃんを感じることができますね。
画風の好みは分かれるものの、ストーリーはわかりやすく大人でも子どもでも楽しめると思います。
ぜひチェックしてみてください。
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