【映画】イン・ザ・ヒーロー(2014年)

映画

皆さん、こんにちは。
筆者のキョン(@kyon2021f)です。

今回は花ちゃん出演映画「イン・ザ・ヒーロー」について紹介したいと思います。

本作は2014年に公開された作品ですが、花ちゃんにとって本格的な映画デビューとなった作品でもあります。

ヒーローのスタントというかスーツアクト部分にクローズアップした作品。

新鮮な視点で進むコメディに引き込まれます。

以下、ネタバレ注意。

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作品情報

公開日
2014年9月6日

監督
武正晴

脚本
水野敬也、李鳳宇

出演者
唐沢寿明、福士蒼汰、黒谷友香、寺島進、草野イニ、日向丈、小出恵介、及川光博、杉咲花 他

あらすじ
下落合ヒーローアクションクラブの社長にして、その道25年のスーツアクターである本城渉(唐沢寿明)。数年ぶりにヒーロー番組の劇場版作品に出演した彼は、一ノ瀬リョウ(福士蒼汰)という人気若手俳優と出会う。ヒーロー番組に敬意を払わないリョウと対立するも、ある出来事を契機に本城は彼と絆を育むように。そんな中、日本で撮影中のハリウッド大作で、落下して炎にまみれながらノーカットで殺陣を繰り出すクライマックスに出演する予定だった俳優が、恐れをなして降板。慌てたスタッフは、本城の評判を聞き付けて出演をオファーする。
引用:yahoo映画

スーツアクター

筆者自身も戦隊シリーズやウルトラマンなど、子どものころによく見ていました。

たまにデパートでやっているショーを見に行ったりもしましたね。

帰りにフィギュアを買ってもらったこともありますし、本当に良い思い出です。

そういったヒーローの大事なアクション部分というか、要するに変身後の部分を演じることを仕事にしているのが唐沢さん演じる本城です。

飾り気のない部屋にブルース・リーのポスターが貼られているなど、根っからのアクション好きという感じが伝わってきます。

現場でもレジェンド的に慕われる存在で、みんなとの掛け合いを見ているとこっちまで明るい気持ちになります。

ああ、映画自体はコメディですので何も考えられずに見られます。

ただ、本城をはじめとしたスーツアクターたちの熱い想いがほとばしっているので、画面越しに伝わるものがあります。

唐沢さんも本城を演じるにあたって、かなり身体を仕上げてきている。

そこに強いプロ意識を感じつつ、しっかり演じられているところに俳優魂も感じます。

そういったしっかりと視聴者を画面に引き付ける仕掛けがなされているので、コメディでありながらストーリーに自然に入り込めます。

ヒーローそのものではなく、スーツアクターにクローズアップするという設定が非常に新鮮でありながら、仕事そのもののこともわかる内容になっているため興味深い。

自分の父親がこんなんだったらかっこいいですよね、誇れますよ。

そこに若手俳優の一ノ瀬(福士蒼汰)が登場。

こいつが顔合わせでガムを噛んでいて感じが悪い。(笑)

芝居舐めてるだろ。(笑)

福士さんも頑張って演じておられると思うのですが、福士さんって割と良い人というか、優等生なイメージが勝手にあって少々無理があるなと感じてしまいました。

まあ、態度の悪い若手俳優もアクション俳優たちと日々を過ごす中で改心し、全米デビューを実現していきます。

そして実は幼い兄弟を育てているなど苦労している一面も見えて温かい気持ちにさせてくれます。

ただ、それにしても第一印象が悪い。(笑)

他の出演者も含めてそれぞれの個性も際立っていて、見ていて飽きない内容になっています。

本城の娘

花ちゃん、無邪気でかわいいです。(笑)

アクションが好きな父親とは一緒に住んでいませんが、会ったときにお小遣いをもらって喜ぶ姿がかわいい。

一ノ瀬リョウのファンでサインもらってきてよーお父さんって感じですね。

やっぱり職場で慕われる人は娘にも慕われるんだろうなと、しみじみ。

ほとんどの人が大半の時間を職場で過ごすわけで、そこで好かれない人は家族に好かれないですよね。

勉強になりますね。

本作はコメディなので笑いを誘っているようなシーンも多いのですが、一方で仲間や家族との絆も同時に描いているように感じます。

家族を顧みず自分が追及するスーツアクトに打ち込んできた本城ですが、ラストのスタントシーンで家族にも認められたように、何かに一生懸命になっている姿って素敵で人の心に響く。

いやいや、そこまでではないでしょってことかもしれませんが、そこの臭さも含めてコメディとして成立しているように思います。

まとめ

スーツアクトという裏側に迫った独特の視点で描かれた映画。

みんなの目に触れる俳優こそ、華やかですごいんだという感覚を改めさせてくれます。

スーツアクターの泥臭さ、仲間との絆、そして何よりも家族に認められる仕事であるすばらしさ。

コメディならではの何も考えずに見られる要素は残しつつ、意外と深い映画になっています。

無邪気な花ちゃんもぜひチェックです。

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