【映画】BLEACH(2018年)

映画

皆さん、こんにちは。
筆者のキョン(@kyon2021f)です。

今回は花ちゃん出演映画「BLEACH」について紹介したいと思います。

「BLEACH」と言えば、全世界で累計1憶2000万部発行の大人気漫画です。

原作を読んだことがない筆者でさえ知っている名作。

公開された当初は花ちゃんファンになってすぐだったと思いますが、映画を見たのはもっと後でした。

ちなみに、サブタイトルに「死神代行編」ってエンディングでは出ていたのですが・・・続編は制作されずです。


以下、ネタバレ注意。

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作品情報

【公開日】
2018年7月20日

【原作】
久保帯人「BLEACH」

【監督】
佐藤信介

【出演者】
福士蒼汰、杉咲花、吉沢亮、真野恵里菜、小柳友、田辺誠一、早乙女太一、MIYAVI、長澤まさみ、江口洋介

【あらすじ】
霊が見える高校生・黒崎一護(福士蒼汰)は、ある日突然人の魂を食べる悪霊「虚(ホロウ)」に襲われる。そこへ死神を自称する少女・朽木ルキア(杉咲花)が現れ一護を救うために「虚」と戦うが、深手を負ってしまう。ルキアは、本来は人間に与えてはならない死神の力の一部を一護に与える。
引用:Yahoo映画

原作漫画ありの実写化

とにもかくにも、漫画が原作の実写化映画です。

実写化映画は常に賛否両論あるものだと思いますが、本作はなかなかその反響も大きかったように感じます。

限られた上映時間のなかでいかに作品の世界観を表現するか・・・難しいことだと思います。

当然ながら原作すべてを描き切ることはできないため、映画として閉幕させる必要があることも考えると、プロットづくりとか本当に大変そう。

そういう意味では、映画「BLEACH」は原作のポイントを押さえつつ、うまく構成されていると思います。

原作を知らない筆者でも冒頭のシーンを見て、主人公・一護の特殊な能力(霊が見える)ということもわかりましたし、お母さんに何か起きたんだなということも理解できました。

これらは物語の中で非常に重要なファクターになっていくため、映画から作品に入った人にはわかりやすかったと思います。

死神・朽木ルキア

花ちゃんが演じるのは死神です。

いや、そもそも死神ってなんやねんって感じだと思いますが、襲い掛かってくる虚(ホロウ)を退治する役目。

いや、虚ってなんやねん・・・って思った方は映画か原作漫画をチェックしてください。(笑)

死神なので感情を見せない淡々とした役柄ではあるものの、随所に見せる人間っぽい表情が魅力のキャラクター。

演じるにあたって原作も確認したとのことですが、非常にうまく演じていると思います。

凛とした芯の強さを持ちつつも、人間とのかかわりの中で情を抱くといった心情の変化も感じ取ることができます。

もともと虚との戦いのなかでも、一護を守ろうとするなど優しさを兼ね備えた存在。

原作を見る限り、ルキアの魅力は今回映画で描かれた部分以降でもっと出てくるんだろうなと思っています。

そういった意味では続編が公開されない(されなかった)のは残念ですね。

何かを守るということ

これは一護のすべての行動のエネルギーになっています。

子どもの霊を守る、お母さんを守る。

一方で、ルキアも死神ながら人間を守る。

本来であれば虚を倒すことが目的なのに、人間である一護を守った。

自分を守ってくれた存在を守りたい・・・そう思う一護はまたそれをエネルギーに。

一護は普段はそれほど器用でもなく気の利いたことも言わない雰囲気ですが、ルキアには「友だちになってあげる」と素直に言えたところなどを見ると、一護とルキアの絆を感じます。

そういった関係性の構築を映画のなかで描きつつ、終盤の一護とルキアの別れのシーンは涙ものです。

でも、一護はルキアのことをすべて忘れたわけではない?

それを匂わせる展開で物語は閉幕します。

殺陣のシーン

花ちゃんの剣術は序盤の虚との戦いと中盤以降の一護との訓練シーンで見ることができます。

劇中シーン以上に練習時間があったはずなので、すごいなと感心させられるばかり。

福士さんも花ちゃん同様にすごいです。

福士さんはこれまでの撮影で殺陣をやってきたとのことなので、逆に下手に演じる難しさもあったはず。

こういう見どころがあることは役者ファンとしてはうれしいところ。

作品自体の賛否はあっても、確実に役者スキルは向上していますよね。

でも、そういった苦労を見せずにさらっと演じているように見える花ちゃん・・・さすがです。

登場人物の個性が光る

漫画が原作とあった登場人物の個性をどう描くかも注目ポイントですよね。

筆者は原作を読んだことがないので、どれほど忠実に再現されているのかまではわかりませんが、印象に残ったのは吉沢亮さんが演じる石田雨竜です。

クインシーという一族の生き残りで虚とも戦うことができる存在ですが、理屈っぽいけど本当は良い奴っていう雰囲気が感じられました。

一方で、死神サイドの恋次・朽木白哉はどうしても悪役にしか見えず。

本当はそうじゃないんだろうなと思いつつ、ルキアや一護を追い詰めていく終盤のシーンなどがあるため、悪役に見えます。

現時点で続編もないため、映画単体で見るとそこが残念なポイントかもしれませんね。

まとめ

ヒットすれば続編も期待されていたであろう本作。

エンディングクレジットでも「死神代行編」って出ていますしね。

そして、一護の両親に江口さん・長澤さんが起用されていることからも、一護の両親もただものではないのだろうなと感じさせる。(笑)

本当であれば、ソウル・ソサエティからルキアを救出するっていう物語が続いていくんですよね・・・残念。

興行収入は伸び悩みましたが、それぞれの役者ファンは見てよかったなと思える作品ではないでしょうか。

アクションシーンなどCGを駆使した映像は見ものですし、虚もほどよく怖いです。

花ちゃんが演じるルキアの魅力を感じてほしい作品なので、花ちゃんファンは必見です。

原作漫画もぜひチェックしてみてください。

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「BLEACH」はU-NEXTで見られます。





原作の漫画はコミックシーモアで読めます。

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