【映画】無限の住人(2017年)

映画

皆さん、こんにちは。
筆者のキョン(@kyon2021f)です。

今回は花ちゃん出演映画「無限の住人」について紹介します。

「無限の住人」は漫画家・沙村広明さんのデビュー作です。

1993年から2012年まで月刊アフタヌーンに掲載された人気作品。

単行本としては全30巻の作品です。

アニメ化・舞台化・映画化と様々なメディアで作品が展開されていますね。

筆者は原作を読んだことはなかったですが、江戸時代という設定ながら個性的なキャラクターや衣装が登場する作品。

映画は140分にぐっと詰め込まれていますので、原作を知らなくても楽しめる内容になっています。

以下、ネタバレ注意。

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作品情報

【公開日】
2017年4月29日


【原作】
沙村広明「無限の住人」


【監督】
三池崇史


【出演者】
木村拓哉、杉咲花、福士蒼汰、市原隼人、戸田恵梨香、栗山千明、満島真之介、市川海老蔵


【あらすじ】
100人斬りの異名を持つ万次(木村拓哉)は、わなによって妹を失い、謎の老人に永遠の命を与えられる。死ぬことのできない無限の体となった今、斬られた傷は自然に治るが、剣術の腕は落ちていた。ある日、孤独な万次の前にあだ討ちを頼みたいという少女・浅野凛(杉咲花)が現れる。彼女の願いを聞き入れた万次は、凛と共に剣客集団・逸刀流の首領である天津影久(福士蒼汰)の命を狙う。

引用:yahoo映画

印象的な冒頭シーン

原作を知らなくても設定はわかりやすいです。

冒頭はいきなりアクションシーンから始まります。

しかも白黒。

何が始まったのか戸惑うものの、主人公が悪党を倒しているシーンだと理解できます。

主人公の万次(木村拓哉)は妹・町(花ちゃん)を守ろうと行動していることがわかり、その後100人斬り(?)の戦闘シーンになります。

衝撃的なアクションシーンが冒頭に置かれていて、なかなか印象的。

花ちゃん演じる町が死に・・・万次は不死身の身体を手に入れ、物語は進んでいきます。

要するに妹のために戦うっていうことなんだなと・・・原作を知らなくてもそういうことかとすっと入ってくる演出になっています。

生きるということ

映画のテーマとして生きることがどういうことなのか、ということがあるように感じます。

万次は誰かを守ること=生きがい=生きる意味になっています。

でもその背景には、万次が守りたいという意思も重要になっており、ここの折り合いがつかないと廃れていく。

守るものは自身の妹・町であり、用心棒を依頼された凛だったということですね。

自身が誤って人を殺してしまった経験から、誰を信じるかということにかなり慎重になっている様子。

でも、純粋な気持ちで向き合えばそれに応えてくれる優しさもあるのが万次というキャラクターの魅力だと思います。

だからこそ、凛が生きている限りは「死にたい」なんてことはなく、凛を守ることが生きる理由になっている。

一方で、凛や天津影久(福士蒼汰)の生きること・生きる意味は親類の復讐。

こちらは映画でもわかりやすく描かれています。

ただし、復讐の裏側にある悲しみはまた悲しみを生み、それが後世に続いていく・・・ということも感じる。

それぞれの想いが交錯する中、復讐を果たしてもきっと誰も幸せになれないのではないか、そんな風にも思いました。

そして、生きるということをテーマに置いたときに注目のキャラクターがもう一人います。

それは、市川海老蔵さん演じる閑馬永空。

万次と同じく不死身の身体を手に入れた存在ですが、彼は死ねないことを憂いています。

長年生きているうちに生きる理由を見失ったのでないかと思い、死ねないのもある意味不幸なんだなと。

万次も凛と出会わなければ同様の末路だったかも。

アクションシーンと個性

木村さんの殺陣は言わずもがな、すごいです。

他にも福士さん、戸田さんの剣術も見どころ。

役者さんたちのキャラクターの演じっぷりも良くて、ついつい見入ってしまいます。

映画ならではのワイヤーアクションや衣装の作りこみもいい感じです。

ただ、一個だけ言うならばめちゃくちゃ血が出る。

人を斬るので仕方ないと言えばそこまでなんですが、血がー。(笑)

あと、万次の怪我が治るときの虫の動きがちょっと気持ち悪いー。(笑)

福士さん演じる景久や戸田恵梨香さん演じる槇絵はわりとバックグランドが描かれています。

なので、キャラクターの個性も際立っていて、戦闘シーンも含めて万次とのかかわりあいのなかで感じるものがあります。

一方で、凛に想いを寄せていた黒衣鯖人や凶戴斗はわりとあっさり万次に倒されてしまいます。

おそらくこれらのキャラクターにもしっかりとしたバックグラウンドやエピソードがあるのだと思いますが、映画では時間の関係上カット。

それぞれのキャラクターの個性が立っているのが本作の魅力でもあると思うので、そういう意味では少々残念かもしれません。

市原隼人さん演じる尸良もそうですよね。

めっちゃ悪そうな顔してますし。(笑)

花ちゃん演じる町・凛

町は自身の夫を万次に殺されてしまったことによって幼児退化してしまった少女。

凛は両親を天津景久に殺されてしまって復讐に燃える少女。

どちらもうまく演じています。

町としてはすぐに死んでしまいますが、無邪気に風車で遊ぶシーンがとても印象的でした。

万次との関係性においてひとつの大事なファクターになっているのが「お兄様」という呼び方。

「お兄ちゃん」と呼んだ凛に対して、万次が「呼び方が違うんだよ、お兄様だろ」って言うのは血みどろのシーンが多い中で少し和みます。(笑)

でも一番最後のシーンでも、凛は間違ってしまうんですよね。(というか、そんな余裕ないか)

花ちゃんとしては声を張って叫んでいるシーンも多く、若いころの花ちゃんを感じられます。

まとめ

原作を知らないなかでも十分に楽しめる本作。

キャラクターの個性が特徴的な作品だけに、詳細を映画で描き切れていないのは残念なポイントかもしれません。

でも、映画きっかけで原作に興味を持つケースもあると思うので、「無限の住人」入門編としては良い作品だと思います。

アクションシーンも見どころ盛沢山ですし、100人斬り・300人斬りのシーンも迫力満点です。

花ちゃんも全編にわたって登場しますので、ファン必見。

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「無限の住人」はGEO宅配レンタルで借りることができます。





原作漫画はコミックシーモアで読めます。

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