【ドラマ】おちょやん(2020-2021年)第7週・第8週

ドラマ

皆さん、こんにちは。
筆者のキョン(@kyon2021f)です。

今回は花ちゃん主演ドラマ「おちょやん」第7週・第8週についてのレビューです。

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作品情報

2020年度後期 第103作 連続テレビ小説「おちょやん」

【放送日時】
2020年11月30日~2021年5月14日

【作】
八津弘幸

【主題歌】
秦基博「泣き笑いのエピソード」

【主な出演者】
杉咲花、成田凌、篠原涼子、トータス松本、井川遥 ほか

【あらすじ】
明治の末、大阪の南河内の貧しい家に生まれたヒロイン、竹井千代は小学校にも満足に通わせてもらうことができず、9歳の時に、道頓堀の芝居茶屋に女中奉公に出される。そこで目にしたのが、華やかな芝居の世界。彼女は女優を志し、芝居の世界に飛び込んでいく。そして、京都の映画撮影所などを経て、大阪で新しく生まれた「鶴亀家庭劇」に参加する。そこで、喜劇界のプリンス、天海天海(あまみ てんかい)と出会い、結婚。喜劇女優として少しずつ成長していく。千代は天海と二人三脚で理想の喜劇を目指して奮闘するが、戦争が始まり、道頓堀は空襲を受ける。戦後、劇団は「鶴亀新喜劇」として復活するが、結婚生活は破綻。彼女は芝居の世界から去ってしまう。しかし、ラジオドラマへの出演をきっかけに、女優として不死鳥のように復活する。そのラジオドラマで、12人の子供を抱える母親役を演じた。大家族をめぐる泣き笑いのドラマは大きな反響を呼び、10年にわたる人気番組となった。そして、彼女は「大阪のお母さん」として絶大な人気を獲得し、名実共に上方を代表する女優となっていく。
引用:NHK放送史「おちょやん」

第7週・第8週レビュー

小暮さん

鶴亀撮影所の助監督という立場で千代のことをいろいろサポートしてくれる存在。

関西弁の登場人物が多かっただけに、小暮さんがすごくスマートに見えたのは筆者だけでしょうか?

恋愛経験が少ない千代のために恋人を演じてくれるのですが、これが何とも胸キュン。

一緒に洋食を食べるシーンはなかなか切なかったですね。

千代は本当に恋をしてしまうのですが、小暮さんが思いを寄せるのは女優・高城百合子。

人と人の想いが通じ合うことは本当に奇跡だと感じさせてくれます。

すれ違う想いはあったものの、どことなく波長のあう二人は「おちょやん」の中でも名ペアと言えますね。

洋装

その小暮さんとのデートに千代が選んだのが洋装ファッション。

「おちょやん」始まって以来の千代の洋装ということで、なんともかわいかったですね。

リアルな世界でも、普段和装の女性が洋装に身を包むということもあったでしょうから、ギャップにキュンとくることもあったはず。

服装だけでなく、それにあわせて服装やメイクも変わるでしょうからぐっと印象も変わったことでしょう。

ちなみに大正末期の洋装事情はこんな感じだそう。

モダンガールの登場/大正時代
大正時代に入ると西洋文化が広く受け入れられるようになり、庶民にも和洋折衷ファッションの波がひろがっていきました。(中略)そして庶民の洋装化と平行して、女性の髪形にも変化が。巻き髪を作れるコテや電髪(パーマ)の登場により、洋服にも和服にも合うヘアスタイルが流行。和装でおなじみの「廂髪(ひさしがみ)」から、ボブスタイルや耳隠しなど、ヘアアレンジのバリエーションも増えていきました。1920年代の大正末期には「モダンガール」「モダンボーイ」が大流行。西洋文化の影響を受けて先端的なファッションを楽しむ若い男女のことを指し、通称「モガ」「モボ」と呼ばれていました。
引用:TRIP EDITOR「モダンガールからギャルまで。日本人女性のファッション変遷が面白い」

「モガ」「モボ」は皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか。

徐々に洋装も一般化してきたとはいえ、普段和装の人がいきなり洋装になると「今日なんかあるんか?」となりますよね。

まさに千代もそんな感じでした。

テルヲ再登場

誤解を恐れずに言うとクズです。(笑)

実際には再々登場ぐらいだと思いますが、千代の活躍を聞きつけて京都まで来ます。

でも本当は借金があり、それを工面するための訪問。

鶴亀撮影所の所長に「千代が素晴らしい女優だ」ということを迫って伝えるシーンは良かったですが、借金があると判明してからは元のクズキャラに・・・。

千代がテルヲに発した「お金の切れ目が縁の切れ目」という言葉がここまでしっくりくることは今までなかったです。

一平も言っていたように「父親の呪縛」からはいまだ逃れることができませんね。

今後も背負っていかないといけないのか・・・そしてヨシヲはいずこに?

小暮さんのプロポーズ

映画監督の夢をあきらめ東京に帰ることを決めた小暮さん。

シンプルに「好きだから一緒に来てほしい」というプロポーズは、小暮さんの優しさいっぱいの言葉でした。

いやーでも難しい。

冒頭にも書いたように、人と人との想いが通じ合うのって奇跡なんですよ。

それぞれ置かれる立場・状況・好きという気持ちのすべてが合致したときにしか、成立しない。

千代は小暮さんのことが数年前は明確に好きだったし、このときも好きだったと思います。

でも同時に、突然あらわれた一平の言葉に心を動かされたのも事実。

「やっぱり芝居をしていたい」ということに共感できましたし、非常に胸に響くシーンの数々でした。

小暮ロスですね。(笑)

まとめ

小暮さんという千代の人生においてはキーパーソンになった人の登場から別れまで、なかなか激動の2週間でした。

成果は出せなかったけれども京都で芝居の実績も積み重ね、千代にとっては大事な期間だったように思います。

次週からは舞台を道頓堀に移すということで、岡安の面々との再会など楽しみですね。

小暮ロスは続きますが、ここからどのような展開になっていくのか目が離せません。

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もちろん「おちょやん」も見られます。

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