皆さん、こんにちは。
筆者のキョン(@kyon2021f)です。
今回は花ちゃん出演ドラマ「学校のカイダン」について紹介したいと思います。
このドラマは2015年に放送されたドラマで、花ちゃんはプラチナ8の一員・香田美森(みもりん)を演じています。
みもりん、いじわるで嫌な役なんですよね・・・改心しますけど。(笑)
以下、ネタバレ注意。
作品情報
放送期間
2015年1月~3月
脚本
吉田智子
出演者
広瀬すず、神木隆之介、石橋杏奈、杉咲花、須賀健太、間宮祥太朗、白洲迅 他
あらすじ
「コトバで世界を変える物語、はじまる。」
一人の底辺女子高生が、学校の頂点へ革命のカイダンを駆け上がる!!
そのための彼女の武器は…。
誰もが手にできる、そして世界で最も強力なたった一つの武器。
「コトバ」=「スピーチ」!
歴史上、語り継がれる「名スピーチ」。何千万もの人の心を操る、とある偉人の魔法の言葉。
世界が変わる時、世は常に、誰かの「コトバの力」によって動かされてきた……。
そして、実はそんな名スピーチには常に、それを生み出し、演出をする「影」の人物がいる。
その職業の名を人は「スピーチライター」と呼ぶ……。
この物語は、一人の「女子高生」と伝説の「スピーチライター」の出会いから始まるお話。
彼女は、彼にいざなわれるように、革命の階段を上っていく。
ド底辺の「女子高生」 × 天才の「スピーチライター」
誰もが見たことのない、新たな学園ドラマが始まる!!
引用:日本テレビ「学校のカイダン」HP
前半(第1話~第5話)のレビュー
出演者の顔ぶれ
実年齢こそバラバラなものの、学園ものに相応しい華のある俳優陣だと思います。
ピュアな感じが全面に出ている広瀬すずさん、演技力を感じさせる狂気の神木隆之介さん。
学園を牛耳る花ちゃんをはじめとしたプラチナ8。
間宮祥太朗さんとか須賀健太さんとか、演技派ぞろいですし、出演者がとにかく豪華です。
出演者の話題性ということでいけば、よくここまで集まったなと思わせる感じですね。
肝心のストーリー・設定は正直「花より男子?」って思ってしまう面もあるのですが、「革命を起こす」という「革命=学校を変える」に主題が置かれている斬新なドラマだと思います。
毎回、ピンクのメガホンで大衆に叫ぶツバメの姿も非常に印象的です。
前半は展開的に少し退屈だなと感じる場面もありましたが、3話からプラチナの人にフォーカスしていく内容になっているので面白く感じると思います。
みもりん(香田美森)
プラチナの中でも主要なキャラになっていますので、セリフも多いです。
ただ、結構嫌なキャラクターです。(笑)
初回から広瀬さん演じるツバメを虐げていますし、典型的ないじめっ子って感じ。
第5話はみもりんフューチャー回。
中学校ではずっとひとりぼっちだったみもりん。
お昼ごはんもひとりで食べていた・・・それを見て笑っていたのがツバメだったんですよね。
そんなみもりんに対して、「みんなで笑って食べよう」というツバメのスピーチは「学校のカイダン」の名シーンだと思います。
花ちゃんが悪態をつく役は見たことがなかったので、みもりんは新鮮でしたが、やっぱり笑顔の花ちゃんがいいなぁと思ったり。
ないものねだりながら、第5話終盤のシチューを食べて「まっず、でもおかわり」のにっこりみもりんにやられました。
ヒールをはいて、お化粧もして、ちょっと大人びているみもりん。
でも、プラチナを脱退して、改心してからの背伸びしないみもりんも素敵ですよね。
それ以降はツバメの味方です。
後半(第6話~第10話)のレビュー
プラチナと先生
プラチナの夏樹や南、そして先生たちをも味方にするツバメ。
ここら辺の展開がちょっと落ち切らないんだよなぁ。(笑)
ここまでのツバメの言動を見てきたとはいえ、徹底的にいじめていた側の人間たちがこうも簡単に改心するのか・・・という感じ。
みもりんは中学校も一緒で、本当はそういう子じゃないってわかっていたし、みもりん自体も悪い子じゃなかったのでツバメの方を向くのは納得できたんですけどね。
プラチナを改心させることと、腐った先生たちをどうやって元に戻すかがストーリーのなかでは非常に重要だったと感じます。
それでいけば、個々の登場人物のバックグランドや物事の考え方がなぜそうなっているのかをもう少し見せてくれると、わかりやすかったのではないかと思います。
まあそうは言っても、放送いまの尺もあるわけですからある程度はやむをえないのかなと。
言葉の力で人を動かすというテーマ自体はすごく良いと感じるだけに、もう少しその人たちに迫ってほしかったなというのが本音ですね。
ハッピーエンド?
最終的に校長の辞任騒動に端を発した廃校は免れるわけですが、ツバメと雫井が結ばれる結末にはあまり共感できないですね。(笑)
言葉の力を得てからツバメが強くなったのはよくわかるのですが、それが雫井のおかげで「好きです」とはならないような・・・。
バックで支えてくれた存在に恋愛要素をくっつけてしまったことで、逆に軽いストーリーになってしまったようにも感じます。
好きとか単なる恋愛感情でなく、「自分の人生を変えてくれた人!それはあなた!!」ぐらいの強さがあった方が見ている方は気持ちよかったですね。
学生だからその辺は青く、恋愛で決着をつけるようにもっていったのかもしれませんが、見ている大人としては少々納得できませんでした。
ツバメと雫井がいちゃいちゃしているシーンは見ている分には楽しかったですが、いざ「好きです」となって面前でキスするのはちょっと困惑ですね。(笑)
まとめ
出演者は豪華ながら、内容は賛否あるドラマだと思います。
個人的には前半の方が面白かったと思いつつ、広瀬さんの初々しさが印象的でした。
悪態をつく花ちゃんは見ものです。(笑)
ぜひチェックしてみてください。
記事の感想等はTwitter(@kyon2021f)またはコメントでお待ちしています!
学校のカイダンはhuluで見られます。
コメント