皆さん、こんにちは。
筆者のキョン(@kyon2021f)です。
今回は花ちゃんの主演ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」第4話についてレビューしたいと思います。
三瓶から検査させてほしいと言われたミヤビ。
ミヤビの障害の原因は特定できるのか、その背景には何があるのか。陰謀?
作品情報
【放送日時】
2024年4月~6月
【原作】
原作:子鹿ゆずる、漫画:大槻閑人『アンメット-ある脳外科医の日記-』
【脚本】
篠﨑絵里子
【出演者】
杉咲花、若葉竜也、岡山天音、生田絵梨花 他
【第4話あらすじ】
三瓶(若葉)が検査した結果、ミヤビ(杉咲)の脳には、これほど重度の記憶障害が残るような大きな損傷は見当たらず、三瓶とミヤビは困惑する。しかし、ミヤビから相談を受けた大迫(井浦)は三瓶の見立てが間違っていると指摘。さらに、以前から知っている三瓶のことを「危険な医者」だと言い放つ。
検査結果に納得できない三瓶は後日、ミヤビのカルテをこの目で確認しようと大迫の元を訪ねる。しかし、秘書の麻衣(生田絵梨花)から大迫は終日不在だと言われ、あきらめて帰ろうとしたその矢先、院内で入院患者らしき7歳の少年に出くわす。この少年の手術が、三瓶と大迫が激しく対立する引き金になっていく。
一方、ミヤビはロボット工学研究者の加瀬誠(前原瑞樹)を担当することに。加瀬は破裂の恐れのある動脈瘤(りゅう)が脳に見つかった患者。脳動脈瘤(りゅう)が破裂するリスクは年間1%程度だが、破裂すれば重度の障害が残るか、最悪は死に至る。しかし手術をすれば4~10%の確率で後遺症がある。確率論での過酷な選択を突きつけられ、妻と幼い子を養う加瀬は葛藤。ミヤビはそんな加瀬に根気よく寄り添い、最善の治療を行うためにカテーテル専門医である綾野(岡山天音)にも相談。すると綾野の口からミヤビに対して思わぬ言葉が出てきて…。
引用:「アンメット ある脳外科医の日記」HP
大迫教授
今回はミヤビと大迫教授の出会いについて描かれましたね。
ミヤビはわりと都会的なイメージがあったのですが、実家は農家だったんですね。
大迫教授は誠実なイメージのままに、ミヤビの母を救ったことで川内家から信頼されている。
その経験もあり、ミヤビも大迫教授を信頼していたんですね。
第1話から大迫教授がなぜここまで信頼されているのか少々疑問だったので、そこがクリアに。
視聴者としては西島同窓会長とのやりとりも見ているのでね。(笑)
大迫教授が何か隠している感じがすごいんですよ。
大迫教授はミヤビに近づく三瓶のことを「軽々しく患者に希望を持たせる、危険な医者だよ」と。
この物言いにもなんだか納得できないんですよね。
誠実で相手のことを思って的確な助言をするイメージの大迫教授が、執拗なまでに三瓶を嫌っている。
この理由も今後明らかになってくるんでしょうか。
一方で、三瓶が初見の患者の手術を執刀し、無謀であることも第4話でも描かれました。
さらにこの背後で不穏な行動をとっているのが、西島麻衣。
ミヤビとも顔見知りで二人きりでも話せる関係性のなか、ミヤビを呼び出して三瓶のことを吹き込んでいましたね。
大迫教授に対しても「私も協力します」と言っており、「何に」か不明ですがかなり不穏な雰囲気。
三瓶包囲網が徐々に完成しつつありますね。
脳外科・川内ミヤビ
医者、復帰おめでとう。
実家でも祝われていましたが、ミヤビが医者を志すようになったのは大迫教授との出会いが大きかったのでしょう。
そして、今回は「未破裂脳動脈瘤」の患者さん。
優しく研究者の患者さんに寄り添う姿が印象的。
質問にも冷静かつ、親身に答えていて頼りがいも感じました。
患者さんがどうしたいのかに寄り添い、表情も柔らかく安心できる雰囲気でしたよね。
ミヤビのゆったりとした話した方がすごく好きです。
毎朝起きて日記を読む姿は真剣なのに、病院のなかではにこやかに落ち着いて話す感じが良い。
三瓶がコーヒーショップの前で待っているのも良いですよね。
過去の細かいやりとりすべてを言うことなく、ミヤビと一緒に過ごした記憶を積み重ねる。
第4話では誰を信じたらいいのか、ミヤビの中でも迷いがあったように思います。
胸に「刺さった」シーン
今回はミヤビと大迫教授の出会い、綾野との関わりより選出。
まず一つ目は、「脳の病気っていうのはね、命が助かって、それで終わりじゃないんだよ」と大迫教授が幼少期のミヤビに言ったシーン。
本作のテーマです。
脳の疾患にどう向き合うのか。
本人は当然のこと、周囲も同じく。
そして周りは本人をサポートするという重要な役目もあります。
ミヤビのお母さんも家族の支えがあって、今の生活が送られていると思うと、非常に考えさせる言葉だったなと感じます。
二つ目は、「(缶コーヒー)どっちがいいですか?」とミヤビが綾野に聞くシーン。
カテーテル手術後。
手術がうまくいき、お互いにホッとした雰囲気のなかでの会話。
ミヤビは記憶を失っていますが、以前も同様のやりとりがあったという描写でしたね。
これ以上にセリフがほぼないシーンでしたが、綾野とミヤビの様子が言葉以上にはっきりと目の前に迫ってくる感じがあって鳥肌が立ちました。
アンメット前半におけるかなり印象的なシーンだったと感じます。
うーん、綾野ともどうなるの?
今回はこの二つを選びましたが、西島同窓会長の邪悪さも印象に残りました。
刺さるという表現とは違いますが、毎回カエルを食べていますよね。
まさに怪演。(笑)
まとめ
三瓶と大迫教授サイドでの攻防がはじまりました。
お互いにミヤビのことを考えている様子はあるものの、真相はどこに。
ミヤビの脳の障害の原因もいまだ不明ですが、前半どのように終わるのでしょうか。
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