皆さん、こんにちは。
筆者のキョン(@kyon2021f)です。
今回は花ちゃんの主演ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」第9話・第10話・第11話について紹介します。
近衛の策略、神楽木の高まる想い、天馬くんの涙。
終盤に向けて一気に物語が動くわけですが、三本勝負に向けての西門さん登場など見どころ満載です。
作品情報
【放送日時】
2018年4月~6月
【原作】
神尾葉子『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』
【脚本】
吉田恵里香
【出演者】
杉咲花、平野紫耀、中川大志、濱田龍臣、飯豊まりえ、今田美桜、鈴木仁
引用:「花のち晴れ〜花男 Next Season〜」HP
第9話
【第9話あらすじ】
英徳学園がピンチを免れたかに見えたのも束の間、さらなる事件が!
音(杉咲花)が何者かに襲われたのだ。
必死に助けを求める音は、偶然通りかかった桃乃園学院の近衛(嘉島陸)たちに助けられる。
病院に駆けつけた天馬(中川大志)は音の身を案じ、晴(平野紫耀)にも報告すべきだと助言。
しかし、音はメグリン(飯豊まりえ)との初デートのプランを必死に考える晴に、自分が襲われたことは伝えずにいた。
そんな中、音は事件を裏で操っていた犯人を知ってしまう。すぐさま天馬にその事実を伝えるも、「何かの見間違いでは?」と天馬は半信半疑。音は自分を信じてくれない天馬にショックを受ける。
だが、晴は音の前で「そんなの一択だろ!好きな女の言うことを信じなくてどうする!」と天馬に掴みかかり…。
引用:「花のち晴れ〜花男 Next Season〜」HP
近衛の正体
すごく悪い奴です。
でもその悪さの背景には天馬くんのことを想う気持ちがあります。
ただ、音ちゃんとふたりのときの悪態や天馬くんの前で何事もなかったかのように振る舞う姿は邪悪そのもの。
神楽木と向き合った際の対照的な姿が印象的でした。
そして天馬くんの近衛への信頼感も少し異常に感じます。
確かに生徒会で尽力していることはあるのでしょうが、近衛のことを信じて疑わない姿には違和感があります。
ましてや音ちゃんが言っているのに・・・。
「事実を確認しようとしている」というのは天馬くんらしく、聞こえは良いですが、そこには判断の早さがなく、神楽木に突っ込まれたように「何が何でも音ちゃんのことを信じる」ということからは程遠かったですね。
いや、それにしても近衛が悪い奴すぎる。(笑)
まあ最初に見たときから目が怖かったですけど。
一択だろ
神楽木、めちゃくちゃ男らしい。
本作のなかでもハイライトになるシーンですよね。
目の前であんな風に言われて、その後もさりげなく寄り添ってくれたら、そりゃ好きになりますって。(笑)
バックハグにキュンとします。
そして、音ちゃんも自分の気持ちを自覚したようです。
視聴者側からしたら、いつになったら正直になるのかもどかしい気持ちが高まっていますよね。
そして、神楽木も自分の気持ちを確かめるように前進しました。
第10話
【第10話あらすじ】
音(杉咲花)をめぐり、愛とプライドを賭けた武道対決に挑むことになった晴(平野紫耀)と天馬(中川大志)。
二人の決闘についてC5も知る事になるが晴の勝利を信じておらず、音はそんな4人に喝を入れる。
圧倒的に不利な晴に、F4の西門(松田翔太)が弓道の極意を指南することに。
晴との稽古中、練習場にやってきた音と天馬。
彼らが交わす言葉から、西門はかつての道明寺たちを思い出し…。
そんな中、天馬の父の事業拡大に伴い、音の父・誠(反町隆史)を化粧部門に迎える事になり、由紀恵(菊池桃子)は喜ぶ。そして利恵(高岡早紀)は、江戸川家が3人で暮らす家を手配。さらには音と天馬の結婚式を音の誕生日にあげようと言い出す。
そして迎えた大会初日。音が本当に好きなのは天馬なのか?晴なのか?勝負の行方はいかに!?
物語はいよいよ最終決戦へ!!!
引用:「花のち晴れ〜花男 Next Season〜」HP
やっぱり天馬くんが好き
え、そうなの。(笑)
紺野さんに喝を入れられても、それでも自分の気持ちにふたをするの・・・。
でも、それが音ちゃんらしいと言えば音ちゃんらしいです。
自分の気持ちは後回し。
でも相手のことは偏見なしで信じる。
だからこそ、学園で庶民狩りというひどい行為をしていた神楽木の本質にも気づけたわけですよね。
そして、天馬くんのことが好きだから天馬くんを応援するけれども、神楽木のことも信じている。
負けず嫌いだから頑張るって本気で信じているんですよね。
C5に喝を入れるシーンは結構刺さりました。
でもまあ、天馬くんと過ごしてきた時間が大切だという気持ちもわかる。
お嬢様育ちの音ちゃんの側にはいつも天馬くんがいたんですもんね。
でも視聴者は神楽木とくっついてほしいと思っているはず。(笑)
どっちも応援したくない
これはこれで素直ですよね。
心からの声がメグリンには伝わってよかったと思います。
メグリンも無邪気に見えて、内面は結構大人というか自分の立場をわきまえる存在。
立ち居・ふるまい・メンタルはさすが良家の令嬢といった感じですね。
原作とメグリンの扱いが違うことには賛否両論あるようですが・・・。
でも、音ちゃんと恋敵という感じにならず、愛莉も含めて友情を深めるシーンの数々はとても良いシーンが多いなと思います。
たこ焼きを食べるシーンは毎回なごみますしね。
どっちも応援したくない音ちゃんは最終的にはどっちつかず。
でも明らかに神楽木に向いているように見える。
そしてそれに応えようと神楽木も全力でトレーニング。
いやー、恋のパワーってすごいです。
西門さんまで総動員していますからね。(笑)
第11話
【第11話あらすじ】
音(杉咲花)への気持ちを断ち切れない晴(平野紫耀)は、父・巌(滝藤賢一)の提案で音の婚約者で桃乃園学院の生徒会長である天馬(中川大志)との武道大会で勝負をすることに。
英徳学園と桃乃園の戦いであると同時に、音をめぐる“愛とプライド”を賭けたぶつかり合いに、音は複雑ながらも天馬の応援席へ。
試合当日、晴は天馬に柔道で秒殺され、右手首を負傷してしまう。
一方、天馬は音を襲撃した英徳狩りの首謀者が近衛(嘉島陸)だと知り衝撃を受ける。
晴と天馬による“恋の決闘”の行方は!?
そして、音・晴・天馬が下した〝自分らしく生きる”ための決断とは…。
引用:「花のち晴れ〜花男 Next Season〜」HP
青春
花晴れは最後まで青春ですよね。
恋のパワーってすごいですし、好きな人のためなら頑張れる。
熱くなって燃えたり、悲しくなって泣いたり。
喜怒哀楽を存分に表現できるのが青春の特権ですね。
第11話(最終話)は、メグリン・天馬くん・音ちゃんの涙がありましたが、それぞれ前に進むための涙だったなと思います。
ただ、天馬くんの涙は切なかった。
近衛に裏切られて悲しい気持ちと音ちゃんを信じられなかった後悔とが一気に伝わってきました。
個人的にはとても見ごたえのあるシーンだなと感じました。
そのあとの天馬くんの動揺、神楽木の奇跡も物語のラストを飾る展開としては良かった。
利恵さんが言ったように「負けを知ることで強くなれる」は、神楽木もそうでしたし、花晴れのなかでキャラクターが成長していくテーマみたいなものです。
単なる恋愛だけでなく、人とのつながりを通じて強くなって成長していく。
そんなメッセージを強く感じた最終話でした。
結末は?
三本勝負に勝利した神楽木は恵比寿ガーデンプレイスで待っているわけです。
天馬くんに背中を押された音ちゃんは走り出したわけです。
音ちゃんと神楽木はお互いのことを「大好きだ」と思っているわけです。
それで、どうなったの?
というところで物語が終わっているんですよね。
会えたの?会えなかったの??
そこを視聴者に想像させることが狙いだったと思いますが、普通に行ったら会えてハッピーエンドでしたよね。
かなりモヤっとする結末に賛否両論あるようですが、実は原作漫画では紆余曲折あって会えないんですよね。(笑)
まあ、音ちゃんにとっての白馬の王子様は神楽木だったことは間違いないですけどね。
あと、個人的に気になったのは愛莉と天馬くんの関係。
何気に良い感じでしたよね。
家庭環境も似ていますし、美男美女ということでお似合いなんじゃないかなと思いました。
まとめ
結末は視聴者に想像させる展開で終わりました。
キャラクターそれぞれが人とのつながりを通じて成長し、青春を感じさせてくれる展開は非常に良かった。
恵比寿ガーデンプレイスに向けて走り出す中で流れてくる主題歌「シンデレラガール」も素敵。
平野さん、中川さんのかっこよさも去ることながら、花ちゃんのかわいさも満載の花晴れ。
ぜひチェックしてほしい作品です。
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